キプロスへの日本車輸入 — 通関手続きガイド
P.Panagi & Sons Ltdは、リマソール港に拠点を置く認可通関業者として、日本からキプロスへの自動車輸入を専門的に取り扱っています。
日本からキプロスへの車両輸入をワンストップでサポート
RoRo・コンテナ(CY-CFS)両対応
従来のRoRo船輸送に加え、コンテナによるCY-CFS輸送での日本車輸入にも対応しています。
IPA倉庫での一時保管
港外の認可一時保管施設(IPA倉庫)にて、車両を税関管理下で最大90日間保管できます。
車両ごとの個別D/O発行
荷受人ごとに個別のD/Oを発行するため、1台の通関の遅れがコンテナ全体に影響することはありません。
日EU EPA原産地証明書のご案内
日EU EPAによる関税0%適用のための原産地証明書(COO)について、通関前にご案内いたします。
日本の輸出者・NVOCC・フォワーダーとの直接連携
書面契約に基づく仕向地代理店として、日本語・英語の両方で直接やり取りいたします。
リマソール港内での通関対応
港内に拠点を置く認可通関業者として、船会社・IPA倉庫と直接連携し、車両の通関手続きを行います。
キプロスへの日本車輸入 — P.Panagi & Sons Ltd
P.Panagi & Sons Ltdは、キプロス・リマソール港に拠点を置く認可通関業者です。日本からキプロスへの自動車輸入に関する通関手続きを40年以上にわたり専門的に取り扱っています。
通関手続きの流れ
- 船積書類(B/L、インボイス、パッキングリスト)の確認
- AIS(キプロス税関の輸入申告システム)への輸入申告書の提出
- 関税・VAT(19%)の計算と納付
- 車両検査(必要な場合)と通関許可の取得
- 車両の引き渡し(車両登録(RTD)手続きは当社では行わず、信頼できる専門の登録代行会社をご紹介いたします)
必要書類
- 商業インボイス(車両の詳細、価格、原産国を記載)
- 船荷証券(B/L)またはAWB
- パッキングリスト
- 原産地証明書(COO)— 日EU・EPA適用の場合。電子版(QRコード付き)または署名入りの原本(原本の場合は他の原本書類とともにご提出ください)
- 輸出証明書(抹消登録証明書)
- EORIナンバー(EU内での輸入に必要)
車両の年式制限
キプロスでは、EU域外の中古車は原則として初年度登録から5年未満の車両のみ登録できます。5年を超える日本の中古車は、通常の関税支払いによる輸入は原則としてできません。例外は居住地移転(TOR)で、その場合は道路交通局(RTD)の承認書が必要です。購入前および船積み前に、必ず車両の年式をご確認ください。
関税率について
日本からキプロスへの乗用車(HS 87.03)輸入の場合:
- 日EU・EPA適用時 — 関税 0%(2019年2月の発効から7年間の段階的撤廃を経て、2026年2月1日以降は完全に0%が適用されています)
- EPA適用外(MFN税率) — 関税 10%
- VAT — 19%(関税を含む課税価格に対して)
EPAの適用を受けるには、キプロス税関に対して原産地証明書(Certificate of Origin)を提出する必要があります。電子版(QRコード付き)、または署名入りの原本のいずれかです。原本(紙)の場合は、他の原本書類とともに当社へご提出ください。
中古車の場合、輸出者が原産地証明書を用意できないケースが多く、その際はMFN税率10%が適用されます。船積み前に原産地の確認をお勧めいたします。ご不明な点はお問い合わせください。
最終確認日:2026年9月 — 関税率は変更される場合があります。最新の税率はTARICまたは当社のImport Duty Calculatorでご確認ください。
お問い合わせ
日本語でのお問い合わせも承っております。詳細は英語ページ(Japanese Vehicle Imports Cyprus)をご参照いただくか、直接お電話またはメールにてご連絡ください。
コンテナ輸送(CY-CFS)での日本車輸入
RoRo船のスペースが世界的に逼迫する中、日本の中古車をコンテナで輸出するケースが増えています。P.Panagi & Sons Ltdは、リマソール港におけるCY-CFS(仕向地でのコンテナ・アンスタッフィング)の現地代理店として、B/Lの処理からD/Oの発行、通関、車両の引渡しまでを一括してサポートします。
40フィートハイキューブコンテナ(標準4台積み)は、港外の認可一時保管施設(IPA倉庫)へ搬送され、そこでデバンニングされます。車両は税関管理下で最大90日間保管され、荷受人ごとに個別のD/Oが発行されます。1台ずつ個別に通関できるため、コンテナ単位のデマレージが発生せず、バイヤーごとに通関のタイミングが異なっても全体の流れが止まることはありません。
仕向地代理店としての業務範囲
House B/Lの処理、船会社および荷受人とのD/O交換、費用回収(D/O発行前のCollectベース)、IPA倉庫までの搬送手配、デバンニングと保管、AIS通関申告、日EU EPA原産地証明書に関するご案内までを一括して担当します。
車両登録(RTD手続き)は当社では行っておりません。通関後の登録につきましては、信頼できる専門の登録代行会社をご紹介いたします。
コンテナを分割せず、全車両を一括して通関する方式もご用意しております。費用を抑えられる一方、すべての車両の通関が完了するまでコンテナ全体が船会社の管理下に置かれます。詳細はお問い合わせください。
コンテナ輸入の流れ(10ステップ)
積荷リストの受領
積込み完了後、本船到着前に積荷リストとレポートファイルを受け取ります。
荷受人登録
荷受人の情報を当社システムに登録します。
到着案内
本船のETAが確定次第、荷受人へ到着案内をお送りします。
総括D/O取得
本船到着後、船会社から総括D/Oを取得します。
IPA倉庫へ搬送
コンテナを港外の認可一時保管施設(IPA倉庫)へ搬送します。
デバンニングと保管
税関管理下でデバンニングを行い、車両を保管します。
請求書送付
荷受人ごとに、車両単位で按分した請求書をお送りします。
D/O発行
お支払い確認後、荷受人のD/Oを発行します。
通関と引取り
AIS申告による通関後、車両をお引き渡しします。
ファイルクローズ
案件をクローズし、精算を行います。
日本の輸出業者・NVOCC・フォワーダーの皆様へ
P.Panagi & Sons Ltdは、リマソール港における信頼できるパートナーとして、以下のサービスをご提供いたします。
- 書面契約に基づく、リマソール港での仕向地代理店としての業務
- D/O発行前の費用回収を含む、確実な管理体制
- 日本語・英語両方でのサポート
英日バイリンガルのプロセスガイドおよび料金表をご用意しております。お気軽にお問い合わせください。
よくあるご質問
日EU・EPAの発効(2019年2月)から7年間の段階的撤廃を経て、2026年2月1日以降、原産地要件を満たす日本製乗用車は関税0%で輸入できます。適用には、原産地証明書(Certificate of Origin)が必要です。電子版(QRコード付き)、または署名入りの原本をご用意ください。原本(紙)の場合は、他の原本書類とともに当社へご提出ください。中古車では原産地証明書が用意できない場合があり、その際はMFN税率10%となります。
書類が整っている場合、標準的な通関期間は1〜3営業日です。
EORIナンバーはEU内での輸出入に必要な事業者識別番号です。初めて輸入される場合は取得が必要です。
CY-CFSとは、仕向地(リマソール港)でコンテナをアンスタッフィング(デバンニング)する方式です。RoRo船での輸送とは異なり、コンテナ単位で日本から出荷し、当社が現地の認可施設で車両を取り出し、個別に通関を行います。
標準的な40フィートハイキューブコンテナには4台まで積載可能です。それ以上の台数をご希望の場合は、事前にご相談ください。
当社からの請求書、および該当する費用のお支払いが確認された後に、荷受人ごとのD/Oを発行いたします。
いいえ。車両はIPA倉庫で個別に保管され、荷受人ごとに独立したD/Oが発行されるため、1台の通関が遅れても他の車両やコンテナ全体には影響しません。
いいえ、当社では車両登録(RTD手続き)は行っておりません。通関後の登録につきましては、信頼できる専門の登録代行会社をご紹介いたします。
車両は税関管理下で最大90日間保管可能です。最初の7日間は保管費用に含まれており、それ以降はIPA倉庫独自の追加料金が発生します。詳細はお問い合わせください。
キプロスへの車両輸入をご検討ですか?
P.Panagi & Sons Ltdでは、無料でお見積りいたします。1営業日以内にご返信いたします。